赤ちゃん、気がつくと汗で頭が湿っていることはありませんか?
「赤ちゃんは汗をかきやすい」と世間ではよく言われていますよね。
筆者は男の子のママをしていますが、年中汗でペタペタしている感じがします。
息子はとにかく薄着が好きですし、すこし暴れただけですぐ汗びっしょりになっています。
では何故赤ちゃんが汗をかきやすいのでしょうか?赤ちゃんはどのようにして体温を調節しているのでしょうか?
そこで今回は、赤ちゃんの体温調節の仕組みからお着替えのポイントまで詳しくお話していきたいと思います。
赤ちゃんは汗をかきやすいい!体温調節はいつから出来るようになるの?
赤ちゃんは汗腺はありますが、1つ1つが小さく汗を分泌する機能が大人に比べてまだまだ未熟な為発汗量は多くありません。
その為、体温が上がると血流を速めて体内の熱を外に出し、未熟な体温調節機能を補う事が出来ます。
この行為を行うと皮膚の血流量が増え、体温が比較的高くなっている頭や体幹部分を中心に汗をかくため赤ちゃんは汗っかきに見えます。
しかも、赤ちゃんは大人に比べて体表面積が小さく汗腺が密集していて汗がたまりやすいのです。
ことから、赤ちゃんは汗っかきではなく体温調節をする為に汗をかいていると言えます。
体温調節は、ハイハイを始めて活発に動き回るようになる生後8ヶ月頃から少しずつ体温調節が出来るようになってきます。
いくら体温調節が出来るようになったとはいえまだまだ未熟なので、2歳になるまではしっかりと気配りしてあげる必要があります。
ママが良かれと思って厚着させたのが仇となる場合もあるんですね。
あの頃の自分に戻れるのなら息子への厚着を止めたいいです。
「赤ちゃんの体温を見分けられる自信がない」と思っているそこのママさん!
安心してくださいね。
簡単な見極めポイントをまとめてみました!
赤ちゃんの体温を見極めポイント
- 赤ちゃんが寒い時→プルプル震える、手足が冷たくなっている
- 赤ちゃんが暑い時→ぐずる、体全体が熱い、頬が火照っている
結構シンプルです。
赤ちゃん自身が体温調節を覚えていけるように過度な厚着は控えましょうね。
必見!赤ちゃんが汗をかいて着替える時の大体の目安は?
基本は、赤ちゃんの汗を見つけたらこまめにお世話をしてあげます。
起きている時は汗でお洋服が濡れる度お着替えをしてあげましょう。
新生児期から半年くらいはオムツ交換の度にお洋服の様子もみてあげるのもいいと思います。活発に動き始める生後8ヶ月頃からは1日1〜2回のお着替えが理想です。
寝汗は赤ちゃん用品店などで売られている汗取りパットをつけてみたり、枕にタオルを巻いてあげるなど、汗をそのままにしておかない対策が必要です。
汗取りパットは赤ちゃんの背中とお洋服の間に装着し、汗をかいたらそのパットを交換してあげるだけなのでお着替えをさせるよりお手軽です。
だんだん自我が出始めてくるとお着替えに応じてくれなくなりますよね。
そういう場合でも簡単に清潔にしてあげられるのでとても便利です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
赤ちゃんがとても汗っかきということではなく、体温調節の為や体表面積が小さい為汗っかきに見えるという事がわかりました。
しかし赤ちゃんはママやパパなどにお世話をしてもらえないと「適温」を見つける事が難しいです。そのためにも赤ちゃんからのサインを見落とさないためにも赤ちゃんとのコミュニケーションは忘れずに。
お着替えが多ければ多いほどママやパパの負担は大きくなってしまいます。
時には便利グッズを使い毎日の育児を頑張っていきましょうね!