植物を育てていると、植物が枯れないか心配で長期間家を留守にしたり、旅行へいくのも躊躇してしまいますよね。
「家を留守にしても、植物が枯れないように対策出来ればいいのに…」と対策方法をお探しの方へ、これから低コストで出来る簡単な水やり方法についてご紹介します。
旅行で水やりできないとき低コストでできる水やり器はこうして作る!
どこでも簡単に手に入れることが出来るペットボトル。このペットボトルを使って水やり器が作れることをご存知でしょうか?
それでは作り方を紹介をします
- ペットボトルのフタに穴をあける
とってもシンプルで簡単な方法。ぺットボトルのフタに2~3箇所キリなどで穴をあけて逆さにして土にさしておくだけです。
旅行期間や育てている植物の水やり量によって、ペットボトルの大きさやフタに開ける穴の数を調節しましょう。
この方法は、ペットボトルが倒れないようにさすことが大切ですので、育てている植物の周囲にペットボトルをさすスペースがなければ難しそうです。
- 100均グッツを使ってつくる
100均で売っている給水グッツを使って水やりをする方法です。ペットボトルの飲み口に100均の水やり専用のキャップを付けて、土にさすだけ。さした先から水がでてくる仕組みになっています。キャップには穴が二か所ほど空いていますので、水分が少量ずつでよい植物は穴を一か所ふさいでも良いでしょう。
- 毛糸や布などをつかってつくる
水を入れたペットボトルのなかに湿らせたヒモ・細長く切った布・毛糸などを片方をいれて、もう片方は土に少し埋めるだけ。
ペットボトルの中の水が布などをつたって植物に届きます。ペットボトルが鉢より高い位置にあると給水のペースが早く、鉢から低い位置にあるとペースがゆっくりになる傾向が見られます。
植物が一日に必要な水分量に合わせて高さを調節した方が良いでしょう。
必見!海外旅行で育てている植物に水やりできない時でも枯らさない手段とは?
海外旅行で長期間家を留守にしてしまう場合はどのような方法が効果的なのでしょうか。
- 水を必要とする植物(アサガオやアジサイなど)
出かける日の朝に植物や葉っぱに十分に水を与えておく。屋外にある場合は乾燥して土がカラカラにならないように、直射日光を避けて日陰に置くようにしましょう。
屋内に置く場合は、バケツや受け皿に水を張って植物浸しておく方法もあります。
この方法は日光のあたるあたたかい場所に置くと溜めた水が温かくなってしまい、根腐れする原因になりますので注意しましょう。
以上の方法をした上でまだ心配な場合は、湿度の高い浴室に水を張って置いておく、ペットボトルの給水器を追加で使うなど効果的です。
- 乾燥しても大丈夫な植物(サボテンやパキラなど)
比較的水を与えなくても育つ植物には、出かける日の朝にいつもよりしっかり水をあたえて、必要があればペットボトル給水器などを使うとよいでしょう。
この際、使用する給水器が「どの程度のペースで水を与えてくれるのか」を事前にチェックし、植物に合わせて水の給水ペースを調節すると、水のあげすぎを予防できます。
まとめ
長期不在中でも植物が元気でいられるような方法をご紹介しました。
この方法はあくまでも参考程度にしてください。育てている植物の種類や鉢の大きさ・出かける時期によっても効果に差があるので、日頃の植物の状態をよく観察し「どの程度放置しても大丈夫なのか」「どのぐらいの量の水を与える必要があるのか」を検討してください。
そして、旅行が好きな方・出張などでよく長期間家を留守にするという方は、植物を厳しい環境で育てておくのもひとつの方法です。
例えば、土が乾ききってから水を与えるようにして「水切れ状態の耐性をつける」事や「多少の暑さや寒さに慣れさせる」事です。
寒い環境に慣れさせたければ、あたたかい室内からまずは涼しい時に短時間外に置いて、植物の様子を見ながら徐々に寒さに慣らしていきましょう。
温かい環境に慣れさせたい場合、まずは日陰に短時間置くようにして徐々に日当たりのよい環境にもおいて慣らすとよいです。
留守中は植物への給水を自動的に行ってもらい、楽しい旅行にしましょう。