勤労感謝の日に仕事がある会社はブラックなわけではない本来の理由

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11月23日は勤労感謝の日。

ですがこの勤労感謝の日に仕事をする会社もあるので不思議に思い、何故休日として制定されているか調べてみました。

勤労感謝の日はもともとどういう日なのか、なぜ祝日なのに働く必要があるのかまとめました。

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そもそも勤労感謝の日は何のため?

休日

勤労感謝の日も勤務しなければならない人達からすると、勤労感謝の日って何の為にあるか。

「勤労感謝」なんだから普段勤労している人に感謝し、労えって事じゃないの?

そもそも、勤労感謝の日って何故、作られたの?

という疑問を解決するべく調べてみました。

昭和23年に国民の祝日に関する法律として国が定めた所によると、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」事を趣旨として制定されたようです。

これを分かりやすく言い換えると「働けることを喜び、生産された物は祝福しあい、感謝する日」と言うような意味合いです。

これは、もともと新嘗祭(にいなめさい)と言う五穀豊穣を祝う宮中行事から来ており毎年の収穫を祝う行事だったようです。

だから「勤労をたっとび、生産を祝い、互いに感謝しあう」んですね。

人の成長と同じく作物の成長にも誰かしらの協力が必要となりますから。

という事は「働いてる自分達のために休む」という感覚ではなさそうですね。

祝日なのに何で働かなきゃいけないのよ!と思っている方のベースにある根本的な考え方と本来の意味は異なりそうです。

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勤労感謝の日なのに仕事が休みじゃない会社がある理由

やめて

勤労感謝の日でも仕事の会社はあります。

保険会社にコンビニ、ドラッグストア、飲食店などと言ったサービス業はモチロンですし、事務仕事でも旗日、関係なしに仕事がある会社はあります。

しかし旗日の日に仕事がある企業の場合は、代わりに平日に休みを取らされる事も少なくありません。

祝日、人気のお店は行列が出来、満員の人でごった返す店内でお目当ての物を注文し、そそくさと退店するよりは平日にお店に出向き周りの喧騒を気にせずマッタリ休憩できるので、祝日よりもリラックスできます。

代休がある会社は逆に人が混雑していない時期に休めるのがいいですね。

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勤労感謝の日なのに会社が休みじゃないのは当然?考え方の違い

Natural4women

先程お伝えした通り、勤労感謝の日でも仕事の会社はあります。

旗日≒休みが当然ではありませんが、旗日に出勤だからと言ってそれだけを理由にブラック企業とは言えません。(サービス残業が月に何十時間もある場合は別ですが)

冒頭でもお伝えした通り、もともと勤労感謝の日は、仕事が出来る事に喜びを感じ、感謝しあう日なので休日でなくても問題ありません。

しかし周りの人が休みだとつい「勤労をたっとび、生産を祝い、たがいに感謝しあう」なんて言われても正直ピンとこないし・・・。

「祝日に会社に出勤しなきゃいけないなんて、ガッカリ」と思ってしまう事もしばしば。

人は何かを強制させられていると思うと窮屈さを感じものです。

ですが、いざ働けなくなると休日や祝日も関係なく働いていた日がとても楽しかった事に気付かされます。

休みに入った当初は、自由な時間がとれた解放感で嬉しかったですが何日か経過すると何か社会から切り離されたような感じがしてとても寂しく、孤立感を感じ仕事で忙しそうに歩く人を見ると羨ましさを覚えた事がありました。

それまでは、毎日仕事があるのを当然のように思い、仕事を1つの「作業」として捉えていたので、休み明けになると「今日から又仕事をしなくては・・・」と憂鬱でした。

ですが、仕事から遠ざかる事で「仕事」こそ「社会貢献」の一環と気付かされ、私も早く仕事がしたいと思ったものです。

まとめ

毎日、時間に追われ生活していると見落としがちですが私達の「仕事」の裏には必ずそれを必要とする「誰か」がいます。

直接は関係のない人達でも、それらはどこかで繋がっています。

仕事を「作業」として感じると窮屈ですが、その裏で誰かの為に役立っている事を考えると窮屈さは感じず、疲労感ではなく爽快感さえ感じる事が出来ます。

本来勤労感謝の日の意味を踏まえると勤労感謝の日に働いている人は素晴らしいですし、代休にしっかり休んで頂きたいですね。

皆が休んでいる時に働いている人の姿ほど素敵な物はありません。

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