妊娠中のママにとっては、おなかの赤ちゃんの性別って、気になりますよね。
「男の子かな?女の子かな?」と、名前を考えたり、ベビー服の準備をしたりと、生まれてくるその日をドキドキしながら待っているわけですから、出来るなら知っておきたいと思いますよね。
では、赤ちゃんの性別は、いつからわかるのでしょうか?そして、性別を見分ける方法はあるのでしょうか?
今回は、見分ける方法やジンクスなどを解説します。
驚愕の事実!妊娠している赤ちゃんの性別はいつわかる?
赤ちゃんの性別は、実は受精した瞬間から決まります。
受精した精子の染色体によって、男の子・女の子が決まるのです。しかし、受精してすぐ、性別が判断できるわけではありません。
お腹の中で赤ちゃんが成長し、赤ちゃんの身体が少しづつ変化してくることで、わかるようになるのです。
妊娠すれば産婦人科で定期的に検診をしますが、そのときのエコー検査でわかるようになります。
お腹の中の赤ちゃんは、妊娠11週目には大体の性別の違いが出来ていると言われています。
ママでいうと、人によりますが、「つわり」が始まってくる時期ぐらいです。
しかし、実際にエコー検査で性別がわかるようになってくるのは、早くても妊娠16週目ぐらいからです。
ママでいうと、「つわりが治まって、安定期に入ってきた」頃にあたります。もっとも、つわりに関しては人それぞれですが…。
男の子の場合、赤ちゃんの太ももの間に突起物が見らますので、比較的わかりやすいと言われています。
女の子の場合は、太ももの間に木の葉のような形が見えます。男の子と違い、はっきりとわかるわけではないので、少し難しいようです。
性別はエコー検査で判別しますので、もし検診のときにおなかの赤ちゃんが背中をむけていたり、股の辺りが隠れていたりすれば、お医者さんもなかなか判断できません。
妊娠16週目以降の定期的なエコー検査で、タイミングよく見える胎位になっていれば判断ができますが、なかには出産まで見えなかった、という人もいるようです。
そして、「太ももの間の突起物が実はへその緒だった」なんてことや、「男の子のしるしが股に挟まれていて、ずっと見えなかった」など、実際に出産してから、本当の性別がわかったというパターンもよくあります。
赤ちゃんの性別は、エコー検査で100%判断できるわけではないということですね。
なので、あくまで参考にする程度に考えておきましょう。
妊娠中のママのお腹の出方でわかる?赤ちゃんの性別のジンクス
よく昔から、お腹の出方で赤ちゃんの性別がわかる、などと言われますが、その他にも性別を判断するジンクスが、世間には色々あります。
はたして、それは本当に当たるのでしょうか?
色々と調べてみました。
お腹の出方
「お腹が突きだしていると男の子」と言われますが、これは根拠がありません。
お腹の出方は、妊婦さんの体型、特に骨盤の大きさや幅によって変わりますので、赤ちゃんの性別で変わることはありません。
つわりの重さ
「自分と違う性別だから、つわりが重くなる」すなわち、男の子である。と言われますが、これは間違いです。
つわりの重さは、個人で違います。体質によるものなのか、医学的に解明されてはいませんが、つわりが重いから男の子、という根拠は全くありません。
顔がきつくなる
妊婦さんの顔がきつくなったら男の子、というのも昔から言われていますが、これは全くの迷信です。
妊娠中のつわりなどで体調がよくなければ、だれでも表情が険しくなりがちです。
また、体調も落ち着いて、胎動などを感じ始める頃になると、これから生まれてくるワクワクで、顔が穏やかになってくる人もいるでしょう。
顔がきつくなると男の子、というのは間違いです。
食べ物の好みが変わる
さて、本記事のタイトルにも書いている好きな食べ物で性別が変わるのかどうかというものですが、よく甘いものが食べたくなったら女の子、と言われますが、それも全くのデタラメです。
妊婦さんはつわりによって、食べれるもの・食べられないものや、また食べたくなるものが変わります。
それはあくまでつわりの時期が原因ですので、医学的根拠はありません。
まとめ
いかがでしたか?
今では、「生まれるまで生別がわからないほうがいい」というママやパパは少なくなりました。
どちらかといえば、早めにわかると準備がしやすく、名前を考えるときも助かるため、知りたい夫婦が多いようです。
ですが、実際には生まれてくるまで100%分かることはありません。あくまで予測だということを理解しておきましょう。
どちらにせよ、元気で生まれてきてくれれば、それだけで嬉しいですよね。