緊張したり、暑かったりすると自然とでてくる汗。乾いた汗が、白いワイシャツに黄ばんで残ってしまったことはありませんか?
黄ばんだワイシャツは周りに汚い印象を与えていそうで嫌ですよね。
しかし毎回クリーニングに出すことは費用も時間もかかること…汗で汚れたワイシャツは自宅で元の白さにもどすことができないのでしょうか。
「家で洗ってみたけど落ちない!」「黄ばんでしまったワイシャツを元の白さに戻す方法をしりたい」そんな主婦の悩みを解消できるお手伝いができればと思います。
本日は、汗で黄ばんだワイシャツを白くする方法についてご紹介させていただきます。
ワイシャツの黄ばみ特に脇の下はどうすれば良い?
人は全身から汗をかいているのですが、脇の下の汗はなんだか多くかんじますよね。
それは、脇の下には「エクリン腺」と「アポクリン腺」が共存して汗を発生させているからなんです。
この「アポクリン腺」からでる汗はアンモニアや脂肪酸・糖質・ポフスチン色素などの栄養素がふくまれており、これが黄ばむことの原因だといわれています。
では、黄ばんでしまったワイシャツを白くするにはどうしたら良いのか、ご紹介していきます。
中性洗剤(洗濯洗剤・台所用洗剤・固形石鹸など)を使う
落としたい汚れの部分をぬるま湯で湿してから、中性洗剤を黄ばみの部分につけて優しくすりあわせて汚れをうかせます。(古い歯ブラシを再利用して汚れ部分を軽くこすってもよい)固形石鹸・洗濯用洗剤を使う場合も同様の手順でおこないます。
黄ばみの原因にもある皮脂汚れ(油分)は、汗の汚れをコーティングしてしまい落ちにくくしている場合があります。
生地を傷めずに皮脂汚れを落とすためには、界面活性力のある中性洗剤がおすすめです。洗濯用洗剤を使用する場合には、界面活性剤を多く含むものを選びましょう。
クレンジングオイルやシェービングクリーム等でも効果が期待できます。
40~50度のお湯でよくすすぐ
油は、温度が低いと粘度(粘着力)が強くなり、温度が高いと粘度が低くなるため落ちやすくなります。そのため、衣類を傷めないように40~50度のおゆを使ってすすぐようにしましょう。
熱湯を使うと、生地が傷んだり縮んだりする可能性がでてきますので注意しましょう。
漂白剤をつかう
40~50度ほどのお湯に還元系漂白剤をいれまぜます。(規定されている通りの量をうすめて使いましょう。)
この中に汚れのついた白いワイシャツをいれて浸け置きをします。時間は30分~2時間ほど。汚れによって調節しましょう。
洗濯機で洗濯
つけこみ終わったワイシャツを通常通り洗濯機で洗濯しましょう。
この時、色物柄物といっしょに洗うと、漂白剤がながれでて色落ちする可能性があるので白いものと一緒に洗う事をおすすめします。(今回白の衣類に効果がある還元性漂白剤をご紹介しましたが、酸素系漂白剤であれば問題なく柄物と洗えます。)
シャツの黄ばみを取る方法として重曹をうまく活用する!
ワイシャツの黄ばみ落としは、重曹でも可能です。重曹は汚れを落とすほかに、消臭力も期待できます。
重曹で汗ジミ汚れを落とす方法
重曹にすこしずつ水を加えてペースト状にします。気になる汚れの部分に塗ります。
重曹を塗った部分に中性洗剤をたらしてなじませるように衣類をもみます。30分程おいたら水で洗い流し、洗濯機で洗います。
中性洗剤の代わりに酸素系漂白剤を使っても効果が期待できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ワイシャツの黄ばみを予防するためには、皮脂汚れを蓄積させない事も大切です。
洗濯をするときは標準コースで洗う事をおすすめします。また、皮脂汚れをアルカリ性の粉洗剤を使うと、少しの皮脂汚れであれば効果が期待できます。
ワイシャツの洗濯の仕方を普段から意識して、白いワイシャツを気持ちよく着ていきましょう!